紅茶こうちゃ)” の例文
けれど、それにはみみかたむけず、まちのカフェーへいって、外国がいこくさけんだり、紅茶こうちゃきっしたりして、終日いちんちぼんやりとらすことがおおかったのでした。
銀のつえ (新字新仮名) / 小川未明(著)
食後人々はテーブルをかこんだまま、紅茶こうちゃをすすりながら、いろいろの話にふけりました。
ジェンナー伝 (新字新仮名) / 小酒井不木(著)
ちいさなりょうちゃんは、片手かたて紅茶こうちゃきかんをち、片手かたてシャベルをにぎって、にいさんのおともをしたのです。
小さな弟、良ちゃん (新字新仮名) / 小川未明(著)
としちゃんは、紅茶こうちゃきかんのなかへ、ガラスのおはじきをれていましたし、しょうちゃんは、ほうじちゃかみぶくろなかへ、ガラスのおはじきもれていれば、また
友だちどうし (新字新仮名) / 小川未明(著)
ねえさんは、これまでた、紅茶こうちゃきかんといえば、たいていリプトンであったのが、いつのまにか、みんな和製わせい使用しようするようになったとみえて、リプトンのきかんは
小さな弟、良ちゃん (新字新仮名) / 小川未明(著)
えいちゃんは、さおをち、りょうちゃんは、片手かたてに、みみずのはいった紅茶こうちゃきかんをち、片手かたてにバケツをぶらさげていました。ほかのおとこたちも、さおとバケツと紅茶こうちゃきかんをっていました。
小さな弟、良ちゃん (新字新仮名) / 小川未明(著)