“こうちゃ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
紅茶80.0%
香茶20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ちいさなりょうちゃんは、片手かたて紅茶こうちゃきかんをち、片手かたてシャベルをにぎって、にいさんのおともをしたのです。
小さな弟、良ちゃん (新字新仮名) / 小川未明(著)
としちゃんは、紅茶こうちゃきかんのなかへ、ガラスのおはじきをれていましたし、しょうちゃんは、ほうじちゃかみぶくろなかへ、ガラスのおはじきもれていれば、また
友だちどうし (新字新仮名) / 小川未明(著)
そこへ雪が橢円形だえんけいのニッケル盆に香茶こうちゃの道具を載せて持って来た。そして小さい卓を煖炉の前へ運んで、その上に盆を置いて、綾小路の方を見ぬようにしてちょいと見て、そっと部屋を出て行った。
かのように (新字新仮名) / 森鴎外(著)