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窒
ふりがな文庫
“窒”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
つ
54.5%
つま
27.3%
ふさ
9.1%
づま
4.5%
と
4.5%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つ
(逆引き)
「おれはあの声をきくごとに、からだの何処かが疼いてくる。あの声はおれのからだじゅうを掻き探っておれの呼吸をまで
窒
(
つ
)
めるのだ。」
幻影の都市
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
窒(つ)の例文をもっと
(12作品)
見る
つま
(逆引き)
歓迎されたのは嬉しかったが、もうもうと煙草の煙りのこもった
室
(
へや
)
へ入ると、しきりに咳が出て
呼吸
(
いき
)
が
窒
(
つま
)
りそうだった。
碧眼
(新字新仮名)
/
モーリス・ルヴェル
(著)
窒(つま)の例文をもっと
(6作品)
見る
ふさ
(逆引き)
あの
手
(
て
)
に
握
(
にぎ
)
つた
他
(
ほか
)
の
手
(
て
)
、あの
胸
(
むね
)
に
擁
(
いだ
)
いた
他
(
ほか
)
の
胸
(
むね
)
のあつたことを
想像
(
さうぞう
)
して、
心臓
(
しんざう
)
の
鼓動
(
こどう
)
も一
時
(
じ
)
に
停
(
とま
)
り、
呼吸
(
いき
)
も
窒
(
ふさ
)
がつたやうに
覚
(
おぼ
)
えた。
同時
(
どうじ
)
に
色々
(
いろ/\
)
の
疑問
(
ぎもん
)
が
胸
(
むね
)
に
起
(
おこ
)
つた。
背負揚
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
窒(ふさ)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
づま
(逆引き)
それに節穴が非常に小さかったのと、あたりがやや暗い堂内であったために、すぐ彼女はそのしつこい視線を解いた。私は膝頭が震えて、からだが、すくみ上るような堅苦しい息
窒
(
づま
)
りをかんじた。
性に眼覚める頃
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
窒(づま)の例文をもっと
(1作品)
見る
と
(逆引き)
砂の中へ顔の
滅込
(
めりこ
)
むようにして、上から與右衞門が乗掛って、砂で息を
窒
(
と
)
めて殺したと云うが本説だと申す事、また
祐天和尚
(
ゆうてんおしょう
)
が其の頃
脩行中
(
しゅぎょうちゅう
)
の事でございますから、頼まれて
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
窒(と)の例文をもっと
(1作品)
見る
窒
常用漢字
中学
部首:⽳
11画
“窒”を含む語句
窒息
窒扶斯
腸窒扶斯
息窒
窒素
窒塞
僂麻窒斯
内窒息
空中窒素
窒息者
窒扶斯患者
窒扶欺
窒素質
“窒”のふりがなが多い著者
相馬泰三
小栗虫太郎
小島烏水
室生犀星
徳田秋声
直木三十五
モーリス・ルヴェル
三遊亭円朝
宮本百合子