“滅込”の読み方と例文
読み方割合
めりこ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すそをうんとめくりよ。霜が深くて汚れるよ」なるほど径は霜柱が七八寸も立っていて、ざくりざくりと足が滅込めりこむので長靴でなければ歩けないのだ。
酋長 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
『あア、さう!それはおなじやうなことだ』とつて公爵夫人こうしやくふじんあいちやんのかたに、とがつたちひさなあご滅込めりこむほどちかられてしました、『それかられの徳義とくぎは—— ...
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
砂の中へ顔の滅込めりこむようにして、上から與右衞門が乗掛って、砂で息をめて殺したと云うが本説だと申す事、また祐天和尚ゆうてんおしょうが其の頃脩行中しゅぎょうちゅうの事でございますから、頼まれて
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)