“めりこ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
滅込57.1%
滅入込28.6%
凹込14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
『あア、さう!それはおなじやうなことだ』とつて公爵夫人こうしやくふじんあいちやんのかたに、とがつたちひさなあご滅込めりこむほどちかられてしました、『それかられの徳義とくぎは—— ...
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
藁草履わらぞうり引摺ひきずって、いきおいの無さはほこり立てず、地の底に滅入込めりこむようにして、正面から辿たどって来て、ここへ休もうとしたらしかったが、目ももううとくて、近寄るまで、心着かなんだろう。
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
身体の重サと落て来る勢いでメリ/\と凹込めりこむ、上から血眼でおりて来て抱起すまでには幾等いくらかの手間が有る其中に血が尽きて、膨上ふくれあがるだけの勢がきえたのです
無惨 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)
医者は槌で叩いたと云いますし、谷間田は其前に頭挿かんざしでゞも突ただろうかと怪んで居ますが両方とも間違いです、何よりさきに丸く凹込めりこんで居る所に眼をとめねば成ません
無惨 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)