“膨上”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はれあが50.0%
ふくれあが50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
眉間に一ヶ所背に截割たちわりたる如き切傷二ヶ所且肩より腰の辺りへ掛け総体に打のめされし如く膨上はれあがれり左の手に三ヶ所
無惨 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)
是は外でも無いアレ丈の丸い者が頭へ当って当ッた儘で四五分間も其所を圧附おしつけて居たのです、其中に命は無くなるし血は出て仕舞い膨上はれあがるだけの精が無くなっ
無惨 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)
身体の重サと落て来る勢いでメリ/\と凹込めりこむ、上から血眼でおりて来て抱起すまでには幾等いくらかの手間が有る其中に血が尽きて、膨上ふくれあがるだけの勢がきえたのです
無惨 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)