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目瞼
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まぶた
ふりがな文庫
“
目瞼
(
まぶた
)” の例文
餘
(
あま
)
りの
不状
(
ぶざま
)
に、
娘
(
むすめ
)
の
方
(
はう
)
が、
優
(
やさし
)
い
顏
(
かほ
)
をぽつと
目瞼
(
まぶた
)
に
色
(
いろ
)
を
染
(
そ
)
め、
膝
(
ひざ
)
まで
卷
(
ま
)
いて
友禪
(
いうぜん
)
に、ふくら
脛
(
はぎ
)
の
雪
(
ゆき
)
を
合
(
あ
)
はせて、
紅絹
(
もみ
)
の
影
(
かげ
)
を
流
(
ながれ
)
に
散
(
ち
)
らして
立
(
た
)
つた。
城崎を憶ふ
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
プラットフォームで、
真黒
(
まっくろ
)
に、うようよと多人数に取巻かれた中に、すっくと立って、山が彩る、
目瞼
(
まぶた
)
の紅梅。
黄金
(
きん
)
を
溶
(
とか
)
す炎のごとき妙義山の
錦葉
(
もみじ
)
に対して、ハッと燃え立つ緋の片袖。
革鞄の怪
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
紳士を顧みた美しい
女
(
ひと
)
の
睫
(
まつげ
)
が動いて、
目瞼
(
まぶた
)
が
屹
(
きっ
)
と
引緊
(
ひきしま
)
った。
陽炎座
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
目
常用漢字
小1
部首:⽬
5画
瞼
漢検1級
部首:⽬
18画
“目”で始まる語句
目
目的
目出度
目前
目標
目貫
目覚
目論見
目下
目論