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皎々
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かう/\
ふりがな文庫
“
皎々
(
かう/\
)” の例文
皚々
(
がい/\
)
たる
雪夜
(
せつや
)
の
景
(
けい
)
に
異
(
かは
)
りはなけれど
大通
(
おほどほ
)
りは
流石
(
さすが
)
に
人足
(
ひとあし
)
足
(
た
)
えず
雪
(
ゆき
)
に
照
(
て
)
り
合
(
あ
)
ふ
瓦斯燈
(
がすとう
)
の
光
(
ひか
)
り
皎々
(
かう/\
)
として、
肌
(
はだへ
)
をさす
寒氣
(
かんき
)
の
堪
(
た
)
へがたければにや
別れ霜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
夜は草木の上に眠れり。されど仰いでおほ空を見れば、
皎々
(
かう/\
)
たる
望月
(
もちづき
)
、黄金の船の如く、藍碧なる青雲の海に
泛
(
うか
)
びて、
焦
(
こが
)
れたるカムパニアの野邊に涼をおくり降せり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
六日の月
皎々
(
かう/\
)
とてらして
空
(
そら
)
もちかきやうにて、
桂
(
かつら
)
の
枝
(
えだ
)
もをるべきこゝちしつ。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
月
(
つき
)
は
皎々
(
かう/\
)
として
眞晝
(
まひる
)
かと
疑
(
うたが
)
ふばかり、
原
(
はら
)
は
一面
(
いちめん
)
蒼海
(
あをうみ
)
で
凪
(
な
)
ぎたる
景色
(
けしき
)
。
二た面
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
六日の月
皎々
(
かう/\
)
とてらして
空
(
そら
)
もちかきやうにて、
桂
(
かつら
)
の
枝
(
えだ
)
もをるべきこゝちしつ。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
▼ もっと見る
月
(
つき
)
は
皎々
(
かう/\
)
として
眞晝
(
まひる
)
かと
疑
(
うたが
)
ふばかり、
原
(
はら
)
は
一面
(
いちめん
)
蒼海
(
さうかい
)
が
凪
(
な
)
ぎたる
景色
(
けしき
)
。
一席話
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
皎
漢検1級
部首:⽩
11画
々
3画
“皎々”で始まる語句
皎々冽々