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町端
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まちはな
ふりがな文庫
“
町端
(
まちはな
)” の例文
停車場を出て橋を一つ渡ると、直ぐそこに
町端
(
まちはな
)
らしい休茶屋や、運送屋の軒に続いて
燻
(
くすぶ
)
りきった
旅籠屋
(
はたごや
)
が、二三軒目についた。
石楠花
(
しゃくなげ
)
や岩松などの植木を出してある
店屋
(
みせや
)
もあった。
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
敦賀
(
つるが
)
で
悚毛
(
おぞけ
)
の
立
(
た
)
つほど
煩
(
わづら
)
はしいのは
宿引
(
やどひき
)
の
悪弊
(
あくへい
)
で、
其日
(
そのひ
)
も
期
(
き
)
したる
如
(
ごと
)
く、
汽車
(
きしや
)
を
下
(
お
)
りると
停車場
(
ステーシヨン
)
の
出口
(
でぐち
)
から
町端
(
まちはな
)
へかけて
招
(
まね
)
きの
提灯
(
ちやうちん
)
、
印傘
(
しるしかさ
)
の
堤
(
つゝみ
)
を
築
(
きづ
)
き、
潜抜
(
くゞりぬ
)
ける
隙
(
すき
)
もあらなく
旅人
(
たびびと
)
を
取囲
(
とりかこ
)
んで
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
敦賀で
悚毛
(
おぞけ
)
の立つほど
煩
(
わずら
)
わしいのは
宿引
(
やどひき
)
の
悪弊
(
あくへい
)
で、その日も期したるごとく、汽車を
下
(
おり
)
ると
停車場
(
ステイション
)
の出口から
町端
(
まちはな
)
へかけて招きの
提灯
(
ちょうちん
)
、
印傘
(
しるしがさ
)
の
堤
(
つつみ
)
を築き、
潜抜
(
くぐりぬ
)
ける
隙
(
すき
)
もあらなく旅人を取囲んで
高野聖
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
“町端”の解説
町端(まちばた)は、沖縄県糸満市字糸満の行政区の一つ。8区と呼ぶこともある。
(出典:Wikipedia)
町
常用漢字
小1
部首:⽥
7画
端
常用漢字
中学
部首:⽴
14画
“町”で始まる語句
町
町家
町中
町方
町内
町屋
町人
町々
町角
町奴