申上まをしあげ)” の例文
以て申上まをしあげ奉つる役儀とは申乍ら上へ對し無禮過言の段恐れ入り奉つる是に依て越前差控さしひかへ餘人を以て吉日良辰りやうしんを撰み御親子御對顏の御式を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
わたくしさきにも申上まをしあげましたとほり、醫學上いがくじやう事務じむ地方自治體ちはうじちたいはうへ、おわたしになつては如何どうでせう?』
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
女子教育上ぢよしけういくじやう意見いけんとしては別段べつだん申上まをしあげることも御在ござませんが、わたくしが一昨年さくねんはる女子英學塾ぢよしえいがくじゆくひらいてから以來いらい種々いろ/\今日こんにち女子ぢよしすなは女學生ぢよがくせいつい經驗けいけんしたことがありますから
女教邇言 (旧字旧仮名) / 津田梅子(著)