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獻
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こん
ふりがな文庫
“
獻
(
こん
)” の例文
新字:
献
皆樣御異存が御座いませんか、——御言葉がなければ御同意下されたことといたし、右樣に取極めて、別席にて一
獻
(
こん
)
差上げたいと存じます
銭形平次捕物控:115 二階の娘
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
『
料理番
(
れうりばん
)
に
申
(
まを
)
しつけて、
玄竹
(
げんちく
)
に
馳走
(
ちそう
)
をして
取
(
と
)
らせい。
余
(
よ
)
もともに一
獻
(
こん
)
酌
(
く
)
まう。』と、
但馬守
(
たじまのかみ
)
は、
紀
(
こつな
)
を
立
(
た
)
ち
去
(
さ
)
らせた。
死刑
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
盡すべし
率
(
いざ
)
主從の
契約
(
けいやく
)
盃盞
(
さかづき
)
遣
(
つかは
)
さんと云ばこの時
兼
(
かね
)
て用意の
三寶
(
さんばう
)
に
土器
(
かはらけ
)
を
載
(
のせ
)
藤井左京持出て天一坊の前に
差置
(
さしおけ
)
ば土器取あげ一
獻
(
こん
)
を
飮干
(
のみほし
)
て伊賀亮へ
遣
(
つかは
)
す時に伊賀亮は
頭
(
かしら
)
を
上
(
あげ
)
つく/\と天一坊の
面貌
(
めんばう
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
「酒には何んにも入つて居たわけではない。宵に一
獻
(
こん
)
傾
(
かたむ
)
けて歸つた拙者に何んの
障
(
さは
)
りもなかつたのだから——」
銭形平次捕物控:204 美女罪あり
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「お樂、——今日は
御微行
(
おしのび
)
だから、何も御修業だと仰しやる。地酒を一
獻
(
こん
)
差上げては何うぢや」
銭形平次捕物控:066 玉の輿の呪
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
獻
部首:⽝
20画
“獻”を含む語句
獻立
獻上
獻酬
獻物
九獻
御獻立
獻公
獻祭
獻納
獻納者
獻納豚
獻言
貢獻