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狩倉
ふりがな文庫
“狩倉”の読み方と例文
読み方
割合
かりくら
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かりくら
(逆引き)
汝
(
なんぢ
)
音
(
おと
)
にも
聞
(
き
)
きつらん、
予
(
よ
)
は
白山
(
はくさん
)
の
狩倉
(
かりくら
)
に、
大熊
(
おほくま
)
を
撲殺
(
うちころ
)
した
黒坂備中
(
くろさかびつちう
)
、
此
(
こ
)
の
方
(
はう
)
も
未
(
いま
)
だ
自分
(
じぶん
)
に
力
(
ちから
)
を
試
(
ため
)
さん、いざふれ
汝
(
なんぢ
)
と
力競
(
ちからくら
)
べをして
見
(
み
)
やうか。
怪力
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
戦
(
いくさ
)
とくらべると事はずっと小さいが、人が家々から出て大きな働きをするという点で、よく似ているものには
狩倉
(
かりくら
)
があった。
母の手毬歌
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
神官達の案内で、
頼朝
(
よりとも
)
の
狩倉
(
かりくら
)
のあとを
質
(
ただ
)
し、白糸の滝を見物し、また、しばし
浮島
(
うきしま
)
ヶ
原
(
はら
)
に馬を立てて、
舂
(
うすず
)
く夕富士にわかれを告げながら、やがて大宮の
宿駅
(
しゅくえき
)
へさしてこの行軍はゆるやかに流れていた。
新書太閤記:06 第六分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
狩倉(かりくら)の例文をもっと
(7作品)
見る
“狩倉”の解説
狩倉(かりくら/かくら)とは中世から近世の日本において武家が狩猟や騎射の場として管理していた山野のこと。
(出典:Wikipedia)
狩
常用漢字
中学
部首:⽝
9画
倉
常用漢字
小4
部首:⼈
10画
“狩”で始まる語句
狩衣
狩
狩猟
狩野
狩人
狩野派
狩野永徳
狩場
狩屋
狩野家
“狩倉”のふりがなが多い著者
小栗虫太郎
泉鏡太郎
柳田国男
泉鏡花
吉川英治