“炭問屋”の読み方と例文
読み方割合
すみどんや100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
此の人は神田佐久間町河岸にいる山口善右衞門やまぐちぜんえもんという炭問屋すみどんやで、うちは八間間口で、土蔵も幾箇いくらかあり、奉公人も多く使って居ります。
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
うしたんです、なにきふ御用ごようですか」「いや、あらたまつてお聞きまうしたいのだが、おまへ塩原しほばらといふ炭問屋すみどんやよめになつた事がるさうだ」
塩原多助旅日記 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
「いゝえ、炭問屋すみどんやうにつぶれて、お厩橋うまやばした時わたくし縁付えんづいたのです」「おまへ御亭主ごていしゆは」「ひでらうつて五代目でございます」「早く死んだのかえ」
塩原多助旅日記 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)