“淺草寺”のいろいろな読み方と例文
新字:浅草寺
読み方割合
せんさうじ60.0%
あさくさでら40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
(云ひまくられてお時は取付く島もなく、唯うつむきて默然としてゐる。淺草寺(せんさうじ)の鐘の聲きこゆ。)
箕輪の心中 (旧字旧仮名) / 岡本綺堂(著)
「四半刻(しはんとき)も經つた頃、淺草寺(せんさうじ)の晝の鐘が鳴りました。ど、どーんと」
淺草寺(あさくさでら)の觀世音(くわんぜおん)は八方(はつぱう)の火(ひ)の中(なか)に、幾十萬(いくじふまん)の生命(いのち)を助(たす)けて、秋(あき)の樹立(こだち)もみどりにして、仁王門(にわうもん)、五重(ごぢう)の塔(たふ)とともに、柳(やなぎ)もしだれて、露(つゆ)のしたゝるばかり嚴(おごそか)に氣高(けだか)く燒殘(やけのこ)つた。
露宿 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
して相待居(あひまちをり)しに付直樣(すぐさま)案内(あんない)として六月廿日に淺草寺(あさくさでら)の明卯刻(あけむつ)の鐘(かね)と共に立出(たちいで)炎天(えんてん)をも厭(いと)はず急ぎ武州(ぶしう)埼玉郡(さいたまごほり)杉戸宿名主太郎左衞門方へ着(ちやく)し早速(さつそく)に道具屋渡世林藏を呼出せし所他行(たぎやう)の趣(おもぶ)きにて女房(にようばう)を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)