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燒殘
ふりがな文庫
“燒殘”の読み方と例文
新字:
焼残
読み方
割合
やけのこ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やけのこ
(逆引き)
半天
(
はんてん
)
を
蔽
(
おほ
)
うた
忌
(
いま
)
はしき
魔鳥
(
まてう
)
の
翼
(
つばさ
)
に
似
(
に
)
て、
燒殘
(
やけのこ
)
る
炎
(
ほのほ
)
の
頭
(
かしら
)
は、その
血
(
ち
)
のしたゝる
七
(
なゝ
)
つの
首
(
くび
)
のやうであつた。
間引菜
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
淺草寺
(
あさくさでら
)
の
觀世音
(
くわんぜおん
)
は
八方
(
はつぱう
)
の
火
(
ひ
)
の
中
(
なか
)
に、
幾十萬
(
いくじふまん
)
の
生命
(
いのち
)
を
助
(
たす
)
けて、
秋
(
あき
)
の
樹立
(
こだち
)
もみどりにして、
仁王門
(
にわうもん
)
、
五重
(
ごぢう
)
の
塔
(
たふ
)
とともに、
柳
(
やなぎ
)
もしだれて、
露
(
つゆ
)
のしたゝるばかり
嚴
(
おごそか
)
に
氣高
(
けだか
)
く
燒殘
(
やけのこ
)
つた。
露宿
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
燒殘(やけのこ)の例文をもっと
(2作品)
見る
燒
部首:⽕
16画
殘
部首:⽍
12画
“燒”で始まる語句
燒
燒餅
燒酎
燒石
燒痕
燒野
燒芋
燒死
燒米
燒出
“燒殘”のふりがなが多い著者
泉鏡太郎
泉鏡花