淺草寺せんさうじ)” の例文
新字:浅草寺
(云ひまくられてお時は取付く島もなく、唯うつむきて默然としてゐる。淺草寺せんさうじの鐘の聲きこゆ。)
箕輪の心中 (旧字旧仮名) / 岡本綺堂(著)
四半刻しはんときも經つた頃、淺草寺せんさうじの晝の鐘が鳴りました。ど、どーんと」
きけ淺草寺せんさうじの鐘いんいんと鳴りやまず
蝶を夢む (旧字旧仮名) / 萩原朔太郎(著)