“他行”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たぎょう46.7%
たぎやう33.3%
よそゆき13.3%
よそゆ6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わたくしも、ちょっと他行たぎょうをいたしまして、ただいま戻りましたところでございます。失礼をいたしました
巷説享保図絵 (新字新仮名) / 林不忘(著)
書記かきしるし南町奉行所へ立歸り大岡殿へ申立ければ早速さつそく召捕めしとるべき旨申渡されしにより同心二人すぐに橋本町へ立越たちこえところ彦兵衞は他行たぎやういたし淺草へ罷越まかりこしたる由ゆゑ途中に待受しを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
見ると幸内は、こざっぱりしたあわせに小紋の羽織を引っかけて傘をさして、小脇には例の風呂敷包の長い箱をかかえて、他行よそゆきのなりをしていました。
封筒へ入れて封じ目をし、さも大事そうに懐中ふところへ入れた。それから他行よそゆきの衣裳を着、それから店へ出て行った。
銅銭会事変 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)