他行よそゆき)” の例文
見ると幸内は、こざっぱりしたあわせに小紋の羽織を引っかけて傘をさして、小脇には例の風呂敷包の長い箱をかかえて、他行よそゆきのなりをしていました。
これから他行よそゆきするらしく髪も結ひ、割にキチンとした装である。酒を飲んだと見えて空のコツプが肱の前にある。
地熱 (新字旧仮名) / 三好十郎(著)