“他行中”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たぎやうちう50.0%
たぎょうちゅう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
幸か不幸か、まだ檢屍の役人は來ず、此邊を繩張にしてゐる石原の利助も、他行中たぎやうちうとあつてまだ驅けつけません。
狭いへや一つの住居すまいとしか思われないのに、肝心かんじんの易者の影も形も見えないから、主人は他行中たぎょうちゅうで、細君が留守番をしているところかとも思ったが、店先の構造から推すと
彼岸過迄 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)