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混堂
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ゆや
ふりがな文庫
“
混堂
(
ゆや
)” の例文
葡萄圃の間を過ぎ、古の
混堂
(
ゆや
)
の
址
(
あと
)
を圍みたる白き石垣に沿ひて、ひたすら進みゆく程に羅馬の府の外に出でぬ。日はいと烈しかりき。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
此
混堂
(
ゆや
)
に
続
(
つゞ
)
きて
厨処
(
だいどころ
)
あり、
灶
(
かまど
)
にも穴ありて地火を引て物を
烹
(
にること
)
薪
(
たきゞ
)
に同じ。次に中の
間
(
ま
)
あり、
床
(
ゆか
)
の下より
竹筩
(
たけつゝ
)
を出し、口には一寸ばかり
銅
(
あかゞね
)
を
鉗
(
はめ
)
て火を
出
(
いだ
)
さしむ。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
此
混堂
(
ゆや
)
に
続
(
つゞ
)
きて
厨処
(
だいどころ
)
あり、
灶
(
かまど
)
にも穴ありて地火を引て物を
烹
(
にること
)
薪
(
たきゞ
)
に同じ。次に中の
間
(
ま
)
あり、
床
(
ゆか
)
の下より
竹筩
(
たけつゝ
)
を出し、口には一寸ばかり
銅
(
あかゞね
)
を
鉗
(
はめ
)
て火を
出
(
いだ
)
さしむ。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
是日
(
このひ
)
はことに
快晴
(
くわいせい
)
して
村落
(
そんらく
)
の
秋景
(
しうけい
)
百逞
(
ひやくてい
)
目を
奪
(
うば
)
ふ。さて
平山
(
ひらやま
)
一ツを
踰
(
こえ
)
て
坡
(
さか
)
あり、
則
(
すなはち
)
地獄谷へいたるの
径
(
みち
)
なり。
坡
(
さか
)
の上より目を
下
(
くだ
)
せば一ツの
茅屋
(
ばうをく
)
あり、
是
(
これ
)
本文
(
ほんもん
)
にいへる
混堂
(
ゆや
)
なり。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
是日
(
このひ
)
はことに
快晴
(
くわいせい
)
して
村落
(
そんらく
)
の
秋景
(
しうけい
)
百逞
(
ひやくてい
)
目を
奪
(
うば
)
ふ。さて
平山
(
ひらやま
)
一ツを
踰
(
こえ
)
て
坡
(
さか
)
あり、
則
(
すなはち
)
地獄谷へいたるの
径
(
みち
)
なり。
坡
(
さか
)
の上より目を
下
(
くだ
)
せば一ツの
茅屋
(
ばうをく
)
あり、
是
(
これ
)
本文
(
ほんもん
)
にいへる
混堂
(
ゆや
)
なり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
▼ もっと見る
翁が
妻
(
つま
)
水のうちよりもゆる火を見せ申さんとて、
混堂
(
ゆや
)
のうしろに
僅
(
わづか
)
の山田ある所にいたり、田の水の中に少し
湧
(
わく
)
ところあるにつけぎの火をかざししに、水中の火
蝋燭
(
らふそく
)
のもゆるが如し。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
翁が
妻
(
つま
)
水のうちよりもゆる火を見せ申さんとて、
混堂
(
ゆや
)
のうしろに
僅
(
わづか
)
の山田ある所にいたり、田の水の中に少し
湧
(
わく
)
ところあるにつけぎの火をかざししに、水中の火
蝋燭
(
らふそく
)
のもゆるが如し。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
混
常用漢字
小5
部首:⽔
11画
堂
常用漢字
小5
部首:⼟
11画
“混”で始まる語句
混
混沌
混淆
混血児
混雑
混凝土
混合
混雜
混入
混濁