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深
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ぶけ
ふりがな文庫
“
深
(
ぶけ
)” の例文
半「本心の何のとってお前さんも疑ぐり
深
(
ぶけ
)
え、
私
(
わっち
)
が本心の証拠には、山三郎が来たら手初めの奉公に、一番山三郎を
瞞
(
だま
)
かして見せましょう」
松の操美人の生埋:02 侠骨今に馨く賊胆猶お腥し
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
して来た男だよ。まあ、例えばさ、お前さんはこの俺に信心
深
(
ぶけ
)
え
母親
(
おふくろ
)
があったとは思うめえ、——この俺を見てね?
宝島:02 宝島
(新字新仮名)
/
ロバート・ルイス・スティーブンソン
(著)
「なんてえ奥
深
(
ぶけ
)
え屋敷だろう。ここから見りゃ、まだ
切支丹
(
きりしたん
)
屋敷の方がよッぽど歩きいいくれえだ」
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「ああ! そうだよ!
手前
(
てめえ
)
はそれに信心
深
(
ぶけ
)
え人間だったな。それなら自分の亭主や子供のためにならねえようなことはしめえな、そうだろな? そうとも、手前はしねえとも!」
二都物語:01 上巻
(新字新仮名)
/
チャールズ・ディケンズ
(著)
己が怨み
深
(
ぶけ
)
え人間でねえのがお前にゃ仕合せだ。だがそいつぁ己の流儀じゃなかったんだぞ。
宝島:02 宝島
(新字新仮名)
/
ロバート・ルイス・スティーブンソン
(著)
▼ もっと見る
頭ア
打砕
(
ぶっくだ
)
いても構わねえだ、
汝
(
われ
)
恩を忘れたか、此の夏の
取付
(
とりつけ
)
に瓜畑へ
這入
(
へえ
)
って瓜イ盗んで、生埋にされる処を、
家
(
うち
)
の惣次郎が情け
深
(
ぶけ
)
えから助けて、
行
(
ゆ
)
く処もねえ者に羽織イ着せたり
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
深
常用漢字
小3
部首:⽔
11画
“深”を含む語句
深淵
深更
夜深
深々
執念深
深山
深川
深夜
深入
嫉妬深
深田
深慮
奥深
深谷
深碧
深山幽谷
深海
深緑
慈悲深
水深
...