“深慮”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しんりよ40.0%
おもんぱかり20.0%
しんりょ20.0%
ふかきおもんばかり20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
以て此證據の品にもとづき事成就じやうじゆ致すやう深慮しんりよの程こそ願はしとのべければ伊賀亮は欣然きんぜんと打笑ひ左こそ有べし事を分てたのむとあれば義を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
初めて玄徳の口から菜園にくわをとるの深慮おもんぱかりを聞かされ、霹靂へきれきに耳をふさぐの遠謀を説き明かされて、ふたりも周到な用意に今さら舌をまき、家兄にそこまでの心構えある以上
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
一方ひとかたならぬ遠い深慮しんりょやら眼前の事情もあることでござりまして……
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
是故に汝もしさきにわがいへることゝ此事とを思ひみなば、わがふところの比類たぐひなき智とは王者の深慮ふかきおもんばかりを指すをみむ 一〇三—一〇五
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)