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消
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けし
ふりがな文庫
“
消
(
けし
)” の例文
吾輩アンポンタン・ポカンが一たび『脳髄は物を考える処に非ず』と喝破するや、樹々はその緑を失い、花はその
紅
(
くれない
)
を
消
(
けし
)
たではないか。
ドグラ・マグラ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
「藤尾が御前さんを見縊るなんて……」と
打
(
う
)
ち
消
(
けし
)
はしとやかな母にしては比較的に大きな声であった。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
「近頃はどうだ、ちったあ当りでもついたか、
汝
(
てめえ
)
、桐島のお
消
(
けし
)
に大分執心だというじゃあないか。」
註文帳
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
何程
(
なんぼ
)
御店がお大事でも
絶
(
たえ
)
てお
足
(
あし
)
の
向
(
むか
)
ぬとは餘まり
氣強
(
きづよ
)
き罪造り
何樣
(
どう
)
かお都合なされし上
一寸
(
ちよつと
)
なりともお顏をみせてと云を打
消
(
けし
)
千太郎は是さ吉六殿お前迄が
馬鹿
(
ばか
)
にして此千太郎を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
「それじゃ御前……」と
打
(
う
)
ち
消
(
けし
)
にかかる。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
消
常用漢字
小3
部首:⽔
10画
“消”を含む語句
消息
消魂
魂消
消耗
消費
消光
消化
消失
吹消
消印
消防
費消
打消
消防夫
消々
消磨
押魂消
罪障消滅
帳消
消毒
...