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汝
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わりゃ
ふりがな文庫
“
汝
(
わりゃ
)” の例文
殊に
外
(
ほか
)
の
者
(
もん
)
が
媒妁
(
なこうど
)
をするのと違って、此の名主が媒妁をするのだから、礼の
一言
(
ひとこと
)
も言わしなければならねえのに、何ういう訳で
汝
(
わりゃ
)
ア拒むな
塩原多助一代記
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「
汝
(
わりゃ
)
ア何者? ……見ればまだ小娘! ……それなのに、妾の、頼母様のことを! ……」
血曼陀羅紙帳武士
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
苟
(
かりそめ
)
にも
主
(
ぬし
)
ある人の
妻
(
もの
)
から艶書を持って来て返事をやるような文治と心得て
居
(
お
)
るか、
何
(
なん
)
の為に文治の所へ来て居る、
汝
(
わりゃ
)
ア畳の上じゃア
死
(
しね
)
ねえから
業平文治漂流奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「
汝
(
わりゃ
)
ア!」と姥が素早く認め、「その方は、おおおお、知っとる知っとる!」
あさひの鎧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
罪人「やい、
汝
(
わりゃ
)
ア何者だ、死者狂いの
己
(
おい
)
らを
何故
(
なぜ
)
止めるか、ふざけやアがると其の分には
棄置
(
すてお
)
かねえぞ」
後の業平文治
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
▼ もっと見る
大きな
土竜
(
もぐら
)
と思ったに、
汝
(
わりゃ
)
筑紫権六だな! いつぞや大原の街道を、百地三太夫に逢い損ねブラブラ帰る夕暮れ時、
藪畳
(
やぶだたみ
)
から手下と共に、現われて出た
追剥
(
おいは
)
ぎの頭、それがやっぱり筑紫権六
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
汝
(
わりゃ
)
ア何か親はないかえ、
汝
(
われ
)
は天下の御法を破り、強請騙りを致すのをよも善い事とは心得まいがな、手前のような奴は、何を申し聞かせても馬の耳に念仏同様で
益
(
やく
)
に立たんから
業平文治漂流奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「や——
汝
(
わりゃ
)
ア⁉」
あさひの鎧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
乙「おい/\そんな無理な事を云うなってば……女郎に熊ア連れて来られるもんか、何か仔細があるに
違
(
ちげ
)
えねえだ、
汝
(
わりゃ
)
ア
此処
(
こゝ
)
に只鉄砲を向けて見張っているが
宜
(
よ
)
い、
己
(
おら
)
ア名主殿へ往って話して
来
(
く
)
べえ」
後の業平文治
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「
汝
(
わりゃ
)
ア?」
血曼陀羅紙帳武士
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
汝
漢検準1級
部首:⽔
6画
“汝”を含む語句
汝等
汝達
大汝
汝兄
汝曹
汝命
汝水
汝屋船
汝輩
汝南
爾汝
丁汝昌
汝陽
汝南圃史
汝所堅之美豆能小佩
汝寧
除汝
汝海
諾児汝
汝爾
...