みまし)” の例文
僕はははの國になむとおもひて哭くとまをししかば、ここに大御神みましはこの國になとどまりそと詔りたまひて、神逐かむやらひ逐ひ賜ふ。
雀来よ、雀来よ来よ、いとせめてめよこの米、ひもじくばふふめこの米、みましらが饑ゑずしあらば、うまからば、うれしくかはゆく鳴くならば、白玉あはれ。
雀の卵 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
美酒うまきもたひかての山、さてはみまし
有明集 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)
ここに伊耶那岐の命、詔りたまはく、「愛しき我が汝妹なにもの命、みまし然したまはば、は一日に千五百ちいほ産屋うぶやを立てむ」
雀来よ、雀来よ来よ、いとせめてめよこの米、ひもじくばふふめこの米、みましらが饑ゑずしあらば、うまからば、うれしくかはゆく鳴くならば、白玉あはれ。
観相の秋 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
みましの鉤は、魚釣りしに一つの魚だに得ずて、遂に海に失ひつ」とまをしたまへども、その兄あながちに乞ひはたりき。
このさのこの安けさは神ぞただ守りますべき。心ゆくうれしさのうち、我はただ詩を思ふなる、みましまた差しのぞくなる。しづかなり、ただあはれなり。筆動く音のみぞする。
観相の秋 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
この夜さのこの安けさは神ぞただ守りますべき。心ゆくうれしさの中、我は唯詩を思ふなる、みましまた差しのぞくなる。しづかなり、ただあはれなり。筆動く音のみぞする。身じろきの、息のみぞする。
みましまた太陽にもきしか
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
みまし
新頌 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
みまし
新頌 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)