水谷みづたに)” の例文
可成かなおほきいけれど、わづかに一小破片せうはへん見出みいだしたのみといふ八木やぎ水谷みづたに談話だんわなどかんがへて、はおぼろながら。
私に始終意地悪ばかりをした水谷みづたにと云ふ男の子の顔は今でも思ひ出す時があつて気持ちが悪くなります。
私の生ひ立ち (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
坪井博士つぼゐはかせ八木氏等やぎしとう著書ちよしよ東京人類學會雜誌とうきやうじんるゐがくくわいざつしおよ考古界等かうこかいとうみ、また水谷みづたにたに栗島くりしま諸氏しよし各所かくしよ遺跡ゐせき發掘はつくつするにいたつて、益々ます/\趣味しゆみかんじてた。
窟外くつぐわいからは、角燈かくとう蝋燭らふそくなんど、點火てんくわして、和田わだ大野おほの水谷みづたにといふ順序じゆんじよ入來いりきたつた。