“水谷町”の読み方と例文
読み方割合
みずたにちょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
枳園は当時京橋区水谷町みずたにちょう九番地に住んでいて、家族は子婦よめ大槻おおつき氏よう、孫むすめこうの二人ふたりであった。嗣子養真は父にさきだって歿し、こうの妹りゅうは既に人に嫁していたのである。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
私の父兼松の弟の中島鉄五郎という人の家内の里が八丁堀の水谷町みずたにちょうに大工をやっておったので、他を探すよりも、身内みうちのことでもあるし、これが好かろうと、いよいよ、明日あすは、おばさんが