“氣力”の読み方と例文
新字:気力
読み方割合
きりよく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
長病(ちやうびやう)故(ゆゑ)氣力(きりよく)衰(おとろ)へ自身に首を縊(くゝ)ることは成ずなどと當推量(あてすゐりやう)を申立夫のみ成ず金子を貸ぬと夫(それ)を遺恨に存じ姑(しうとめ)を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
「みんな眠(ねむ)つちやいかん‥‥」と、時時(ときどき)我我(われわれ)の分隊長(ぶんたいちやう)の高岡軍曹(たかをかぐんそう)は無理作(むりづく)りのドラ聲(ごゑ)を張(は)り上(あ)げた。が、中根(なかね)ばかりではない、どの兵士達(へいしたち)ももうそれに耳(みみ)を假(か)すだけの氣力(きりよく)はなかつた。
一兵卒と銃 (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
此(この)面前(めんぜん)に氣力(きりよく)なく坐(すわ)つた宗助(そうすけ)の、口(くち)にした言葉(ことば)はたゞ一句(く)で盡(つ)きた。
門 (旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)