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殖
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ふゑ
ふりがな文庫
“
殖
(
ふゑ
)” の例文
桃
割
(
われ
)
の女は青磁色の薄い絹の襟巻の端に出た糸を指でむしりながら云ふ。
先刻
(
さつき
)
から
心持
(
こヽろもち
)
程頬の赤味が
殖
(
ふゑ
)
たやうである。
御門主
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
暖
(
あたゝか
)
に
寢
(
ね
)
かす事ならず
豫
(
かね
)
て金二分に
質入
(
しちいれ
)
せし
抱卷
(
かいまき
)
蒲團
(
ふとん
)
有
(
あれ
)
ども其日を送る事さへ心に
任
(
まか
)
せねば
質
(
しち
)
を出す金は
猶更
(
なほさら
)
なく其上吉之助一人口が
殖
(
ふゑ
)
難儀
(
なんぎ
)
の事故夫婦は
膝
(
ひざ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
文藏の代になりては
別
(
べつ
)
して
毎年
(
いつ
)
も
都合
(
つがふ
)
能
(
よく
)
年々
實入
(
みいり
)
も
殖
(
ふゑ
)
るに
往々
(
ゆく/\
)
は
舅
(
しうと
)
甚太夫も
此方
(
こなた
)
へ引取べしと
姑
(
しうとめ
)
も申により喜び居たりけり
扨
(
さて
)
又
(
また
)
雲切仁左衞門は彼三十七兩の金を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
殖
常用漢字
中学
部首:⽍
12画
“殖”を含む語句
繁殖
貨殖
蓄殖
殖産
蕃殖
学殖
拓殖
利殖
生殖
養殖
貨殖伝
貨殖列伝
親族繁殖
蕃殖期
過殖
蕃殖力
霊魂生殖説
飯殖焚
麻殖郡
移殖
...