“利殖”の読み方と例文
読み方割合
りしょく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
読書好きな人で、ひまさえあれば居間にこもって書物を読んだり書き物をしたりしている。利殖りしょくの道にはうとい人だと、誰でもが言っていた。
万年青 (新字新仮名) / 矢田津世子(著)
南田の父親は戦後のドサクサまぎれに財産を作った男で、南田収一はその財産を利殖りしょくして暮らしていればよいのでした。
妻に失恋した男 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)