トップ
>
橋本
>
はしもと
ふりがな文庫
“
橋本
(
はしもと
)” の例文
霊岸島川口町
(
れいがんじまかわぐちちょう
)
で
橋本
(
はしもと
)
幸
(
こう
)
三
郎
(
ろう
)
と申して、お
邸
(
やしき
)
へお出入を致して、昔からお大名の
旗下
(
はたもと
)
の御用を
達
(
た
)
したもので、只今でも御用を達す処もござりますが
霧陰伊香保湯煙
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
本所小梅
(
ほんじよこうめ
)
から
押上辺
(
おしあげへん
)
に至る
辺
(
あたり
)
も同じ事、新しい
工場町
(
こうぢやうまち
)
として此れを眺めやうとする時、今となつては
却
(
かへつ
)
て
柳島
(
やなぎしま
)
の
妙見堂
(
めうけんだう
)
と料理屋の
橋本
(
はしもと
)
とが目ざはりである。
水 附渡船
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
ゆき子は十日程前に当市の市参事会員
橋本
(
はしもと
)
氏の紹介で、現在勅選議員で羽振の利く
森本庄右衛門
(
もりもとしょうえもん
)
の次男から結婚の申込を受けた、善兵衛からゆき子の
意嚮
(
いこう
)
を聞くと
誘拐者
(新字新仮名)
/
山下利三郎
(著)
そうしたらその人はやがて
橋本
(
はしもと
)
さんという家の高い石段をのぼり始めた。見るとその石段の上には、橋本さんの人たちが大ぜい立って、ぼくの家の方を向いて火事をながめていた。
火事とポチ
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
「やあ、
橋本
(
はしもと
)
さん、ごくろうさま。これがこのあいだお話しの時計ですね。」
超人ニコラ
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
▼ もっと見る
僕等は「
橋本
(
はしもと
)
」の前で円タクをおり、水のどす黒い掘割り伝ひに
亀井戸
(
かめゐど
)
の
天神様
(
てんじんさま
)
へ行つて見ることにした。名高い
柳島
(
やなぎしま
)
の「橋本」も今は食堂に変つてゐる。
尤
(
もつと
)
もこの家は焼けずにすんだらしい。
本所両国
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
本所小梅
(
ほんじょこうめ
)
から
押上辺
(
おしあげへん
)
に至る
辺
(
あたり
)
も同じ事、新しい
工場町
(
こうじょうまち
)
としてこれを眺めようとする時、今となってはかえって
柳島
(
やなぎしま
)
の
妙見堂
(
みょうけんどう
)
と料理屋の
橋本
(
はしもと
)
とが目ざわりである。
日和下駄:一名 東京散策記
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
只
(
たっ
)
た一人のお
母
(
っか
)
さんがありまして、幸三郎に嫁を貰った処が、三年目に肺病に
罹
(
かゝ
)
りまして、
佐藤
(
さとう
)
先生と
橋本
(
はしもと
)
先生にも
診
(
み
)
て貰ったが、思うようでなく、到頭
死去
(
みまか
)
りました。
霧陰伊香保湯煙
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
それに対して心持よく洗いざらした料理屋
橋本
(
はしもと
)
の
板塀
(
いたべい
)
のために突然面目を一変させた。
すみだ川
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
それに対して
心持
(
こゝろもち
)
よく洗ひざらした料理屋
橋本
(
はしもと
)
の
板塀
(
いたべい
)
のために
突然
(
とつぜん
)
面目
(
めんもく
)
を
一変
(
いつぺん
)
させた。
すみだ川
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
橋
常用漢字
小3
部首:⽊
16画
本
常用漢字
小1
部首:⽊
5画
“橋本”で始まる語句
橋本左内
橋本先生
橋本雅邦
橋本敏
橋本外科
橋本左五郎
橋本警務長
橋本浜右衛門