“橋本”の読み方と例文
読み方割合
はしもと100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
霊岸島川口町れいがんじまかわぐちちょう橋本はしもとこうろうと申して、おやしきへお出入を致して、昔からお大名の旗下はたもとの御用をしたもので、只今でも御用を達す処もござりますが
霧陰伊香保湯煙 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
本所小梅ほんじよこうめから押上辺おしあげへんに至るあたりも同じ事、新しい工場町こうぢやうまちとして此れを眺めやうとする時、今となつてはかへつ柳島やなぎしま妙見堂めうけんだうと料理屋の橋本はしもととが目ざはりである。
水 附渡船 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
ゆき子は十日程前に当市の市参事会員橋本はしもと氏の紹介で、現在勅選議員で羽振の利く森本庄右衛門もりもとしょうえもんの次男から結婚の申込を受けた、善兵衛からゆき子の意嚮いこうを聞くと
誘拐者 (新字新仮名) / 山下利三郎(著)