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がくふ
ふりがな文庫
“
楽譜
(
がくふ
)” の例文
もずはみな、一ぺんに
飛
(
と
)
び立って、
気違
(
きちが
)
いになったばらばらの
楽譜
(
がくふ
)
のように、やかましく鳴きながら、東の方へ
飛
(
と
)
んで行きました。
めくらぶどうと虹
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
歌にむかうとき彼女の
頭脳
(
ずのう
)
は特別のはたらきをみせ、
楽譜
(
がくふ
)
をみてひとりで歌った。
田舎
(
いなか
)
の子どもとしては、それはじつに珍らしいことだった。
二十四の瞳
(新字新仮名)
/
壺井栄
(著)
その
楽譜
(
がくふ
)
は、
老人
(
ろうじん
)
の太い
書体
(
しょたい
)
で特別に
念
(
ねん
)
をいれて書いてあった。
最初
(
さいしょ
)
のところには輪や
花形
(
はながた
)
の
飾
(
かざり
)
がついていた。
ジャン・クリストフ
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
秀吉
(
ひできち
)
は、いった
日
(
ひ
)
から
流行歌
(
りゅうこうか
)
の
楽譜
(
がくふ
)
や、
歌手
(
かしゅ
)
の
名
(
な
)
まえを
覚
(
おぼ
)
えるのに
一苦労
(
ひとくろう
)
でした。
制帽
(
せいぼう
)
をかぶった二、三
人
(
にん
)
の
学生
(
がくせい
)
が、
店
(
みせ
)
の
前
(
まえ
)
に
立
(
た
)
って、
話
(
はなし
)
をしていました。
しいたげられた天才
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
二枚の黒板には、いつも女先生がしていたように、右側には
楽譜
(
がくふ
)
が、左側には今日ならう歌が立てがきに書かれていた。
二十四の瞳
(新字新仮名)
/
壺井栄
(著)
▼ もっと見る
ゴーシュも口をりんと結んで
眼
(
め
)
を
皿
(
さら
)
のようにして
楽譜
(
がくふ
)
を見つめながらもう一心に弾いています。
セロ弾きのゴーシュ
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
老人
(
ろうじん
)
は顔を
輝
(
かがや
)
かしながら、クリストフにその
楽譜
(
がくふ
)
を
説明
(
せつめい
)
してやった。
ジャン・クリストフ
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
家でだれにみてもらうというでもないのに、数の感覚はマスノの
楽譜
(
がくふ
)
と同じだった。いつもコトエは満点であった。その他の学課も早苗についでよくできた。
二十四の瞳
(新字新仮名)
/
壺井栄
(著)
ひとりの少女が
楽譜
(
がくふ
)
をもってためいきしながら
藪
(
やぶ
)
のそばの草にすわる。
マリヴロンと少女
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
“楽譜”の解説
楽譜(がくふ)は、楽曲を演奏記号や符号などの記号によって書き表したものである。一般に、西洋音楽に発祥したものを指すが、世界の音楽において、様々な楽譜が存在している。また、この記号化の規則を記譜法といい、楽譜を譜面と呼んだり、単に譜と呼んだりもする。
(出典:Wikipedia)
楽
常用漢字
小2
部首:⽊
13画
譜
常用漢字
中学
部首:⾔
19画
“楽譜”で始まる語句
楽譜店
楽譜台
楽譜帖