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松倉
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まつくら
ふりがな文庫
“
松倉
(
まつくら
)” の例文
松倉
(
まつくら
)
の
旧時
(
むかし
)
の属官ばかりが
列
(
なら
)
んで居るだろう、罪人の方が余程エライ、オイ貴様はドウして居るのだと云うような調子で、私は側から見て
可笑
(
おか
)
しかった。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
「こんなところへ君が入ってきては困るね。おい
本郷
(
ほんごう
)
、
松倉
(
まつくら
)
、いったい何のために戸口をかためているのか」
四次元漂流
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
私どもが聞いたんでも、
吾妻橋
(
あづまばし
)
の佐竹様のお屋敷の
辺
(
あた
)
りかと思うと、
松倉
(
まつくら
)
の方に変り、
原庭
(
はらにわ
)
の
松厳寺
(
しょうげんじ
)
の空地かと思うと、急に荒井町の方角に変ったりいたします。
銭形平次捕物控:014 たぬき囃子
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
米屋甚助事
石黒善太夫
(
いしぐろぜんだいふ
)
筆屋三右衞門事
福島彌右衞門
(
ふくしまやゑもん
)
町方
住居
(
ぢうきよ
)
の手習師匠
矢島主計
(
やじまかずへ
)
辰巳屋
(
たつみや
)
石右衞門番頭三次事
木下新助
(
きのしたしんすけ
)
伊丹屋十藏事
澤邊
(
さはのべ
)
十藏酒屋長右衞門事
松倉
(
まつくら
)
長右衞門町
醫師
(
いし
)
高岡玄純
(
たかをかげんじゆん
)
酒屋新右衞門事
上國
(
かみくに
)
三九郎
鎗術
(
さうじゆつ
)
指南
(
しなん
)
の浪人
近松
(
ちかまつ
)
源
(
げん
)
八上總屋五郎兵衞事
相良
(
さがら
)
傳
(
でん
)
九郎と各々
改名
(
かいめい
)
させ都合十人の者を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
私方に飛込んで助かった事さえありましたが、この物騒な危ない中にも、
大童
(
おおわら
)
と
松倉
(
まつくら
)
はどうやら
斯
(
こ
)
うやら久しく
免
(
まぬ
)
かれて居て、私は
素
(
もと
)
より
懇意
(
こんい
)
だからその
居処
(
いどころ
)
も
知
(
しっ
)
て居れば私の家にも来る。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
▼ もっと見る
さっきは、
船橋
(
せんきょう
)
に、このパイロットが
松倉
(
まつくら
)
船長と肩をならべて、なにやら海上を指しているのを見た。軍人あがりとかいう噂だが、なかなか
逞
(
たくま
)
しい
面構
(
つらがま
)
えのパイロットで見るからに
頼母
(
たのも
)
しく感じた。
沈没男
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
時に尊藩の大童、
松倉
(
まつくら
)
の両人が、この間仙台から逃げて
参
(
まいっ
)
たのは、
彼方
(
あっち
)
に居れば殺されるから
此方
(
こっち
)
に飛出して来たのであるが、
彼
(
あ
)
の両人は今でも見付け出せば藩主に
於
(
おい
)
て本当に殺す気があるのか
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
松
常用漢字
小4
部首:⽊
8画
倉
常用漢字
小4
部首:⼈
10画
“松倉”で始まる語句
松倉郷
松倉町
松倉至
松倉勢
松倉吉士
松倉良助