“本読”のいろいろな読み方と例文
旧字:本讀
読み方割合
ほんよみ80.0%
ほんよ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
コペンハーゲンの町人や二三人の本読ほんよみもまじって、みんなビールのジョッキをひかえて、むちゅうになってしゃべっていて、はいって来た客にはいっこう気がつかないようでした。
当日われは破笠子より作者の面々に引合されつづいて翌日本読ほんよみにと先生出勤の折には親しく皆のものへよろしく頼むとの一言いちごんこれまことに御前ごぜんの御声掛りにして作者の面々おのずからわれを
書かでもの記 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
異存いぞんのあろうはずもなく、本読ほんよみもんで、いよいよ稽古けいこにかかった四五にちは、をつめても、つぎひかえて、ちゃ菓子かしよと、女房にょうぼうつとめに、さらさら手落ておちはなくぎたのであったが
おせん (新字新仮名) / 邦枝完二(著)