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有
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もっ
ふりがな文庫
“
有
(
もっ
)” の例文
女子の特質とも言うべき柔和な穏やかな
何処
(
どこ
)
までも
優
(
やさ
)
しいところを梅子
嬢
(
さん
)
は十二分に
有
(
もっ
)
ておられる。これには
貴所
(
あなた
)
も御同感と信ずる。
富岡先生
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
然るに昇は何の道理も無く何の理由も無く、あたかも人を
辱
(
はずかし
)
める特権でも
有
(
もっ
)
ているように、文三を
土芥
(
どかい
)
の如くに
蔑視
(
みくだ
)
して、犬猫の如くに
待遇
(
とりあつか
)
ッて、
剰
(
あまつさ
)
え叔母やお勢の居る前で
嘲笑
(
ちょうしょう
)
した、侮辱した。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
全世界の人悉くこの願を
有
(
もっ
)
ていないでも宜しい、僕
独
(
ひと
)
りこの願を追います、僕がこの願を追うたが為めにその為めに強盗罪を犯すに至ても僕は悔いない、殺人、放火、何でも
関
(
かま
)
いません
牛肉と馬鈴薯
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
“有”の意味
《名詞》
(あり)存在すること。主に表やリストの中で 無 と対比して用いる。
《動詞》
(あ-り)ある。もつ。
(出典:Wiktionary)
“有”の解説
有(う、sa: bhava)とは、仏教用語で衆生としての生存、存在状態を表すことばである。
(出典:Wikipedia)
有
常用漢字
小3
部首:⽉
6画
“有”を含む語句
所有
難有
有合
有難
有無
有名
有之候
仰有
有様
有之
中有
有情
有所
未曾有
有明
希有
有為
有仰
有司
有平糖
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