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新
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にひ
ふりがな文庫
“
新
(
にひ
)” の例文
八尺
(
やさか
)
なす桶のここだく、
新
(
にひ
)
しぼりしたたる袋、庭広に干しも
列
(
つら
)
ぬと、
咽喉太
(
のどぶと
)
の老いしかけろも、かうかうとうちふる
鶏冠
(
とさか
)
、尾長鳥垂り尾のおごり、
七妻
(
ななづま
)
の
雌
(
め
)
をし引き連れ、
七十羽
(
ななそは
)
の雛を引き具し
篁
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
やがて、僕は身體の向きを變へて北方を眺めた。青い。何もかも青い。
神津
(
かうづ
)
島、
式根
(
しきね
)
島、
新
(
にひ
)
島が間を置いて
列
(
つらな
)
つてゐる。その彼方には伊豆半島あたりなんだらうが、紫紺色に煙つてゐて何も見えない。
南方
(旧字旧仮名)
/
田畑修一郎
(著)
……
旧
(
ふる
)
草に、
新
(
にひ
)
草まじり、
生
(
お
)
ひば、生ふるかに——だな。
死者の書:――初稿版――
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
かの
新
(
にひ
)
やはら
被衣
(
かつぎ
)
瞰
(
み
)
るそれならねど、——
独絃哀歌
(旧字旧仮名)
/
蒲原有明
(著)
鳰鳥
(
にほどり
)
の葛飾早稲の
新
(
にひ
)
しぼりころもに換へむいざや酔はしてな
雀の卵
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
▼ もっと見る
朝光
(
あさかげ
)
に牝牛曳き出だししぼる乳の
雑草
(
あらくさ
)
をうつ
新
(
にひ
)
ほとばしり
海阪
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
鳰鳥
(
にほどり
)
の葛飾早稲の
新
(
にひ
)
しぼりかたむけ
笑
(
ゑ
)
らぐ冬ちかづきぬ
雀の卵
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
除虫菊白きを見れば
新
(
にひ
)
みどり唐黍の毛もかき垂りにけり
海阪
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
“新”の意味
《固有名詞》
紀元8年に王莽が前漢を廃して建てた国。
(出典:Wiktionary)
“新”の解説
中国の王朝
新(しん、8年 - 23年)は、中国の王朝。前漢の外戚であった王莽が前漢最後の皇太子の孺子嬰より禅譲を受けて立てた。国号の「新」は、成帝の時期に王莽が新都侯に封じられたことに由来する。莽新とも呼ばれる。
(出典:Wikipedia)
新
常用漢字
小2
部首:⽄
13画
“新”を含む語句
新墓
新橋
新鮮
御維新
新婦
御新造様
新川
新城
御新造
新聞
新宿
新田
新月
真新
新治
新入
新野
新来
新人
新造
...