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斧
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よき
ふりがな文庫
“
斧
(
よき
)” の例文
真中
(
まんなか
)
に際立って、袖も襟も
萎
(
な
)
えたように
懸
(
かか
)
っているのは、
斧
(
よき
)
、琴、菊を中形に染めた、朝顔の秋のあわれ花も白地の浴衣である。
葛飾砂子
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
材
(
き
)
を
釿
(
はつ
)
る
斧
(
よき
)
の音、板削る鉋の音、孔を
鑿
(
ほ
)
るやら釘打つやら丁〻かち/\響忙しく、
木片
(
こつぱ
)
は飛んで疾風に木の葉の飜へるが如く、
鋸屑
(
おがくづ
)
舞つて晴天に雪の降る感応寺境内普請場の
景況
(
ありさま
)
賑やかに
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
材
(
き
)
を
釿
(
はつ
)
る
斧
(
よき
)
の音、板削る
鉋
(
かんな
)
の音、
孔
(
あな
)
を
鑿
(
ほ
)
るやら
釘
(
くぎ
)
打つやら丁々かちかち響き
忙
(
せわ
)
しく、
木片
(
こっぱ
)
は飛んで疾風に木の葉の
翻
(
ひるが
)
えるがごとく、
鋸屑
(
おがくず
)
舞って晴天に雪の降る感応寺境内普請場の
景況
(
ありさま
)
賑
(
にぎ
)
やかに
五重塔
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
“斧”の解説
斧(おの、よき)は、片手、もしくは両手持ちの柄の先に厚くて重い刃を装着した叩き切るための刃物である。
(出典:Wikipedia)
斧
漢検準1級
部首:⽄
8画
“斧”を含む語句
斧鉞
手斧
氷斧
石斧
大斧
磨製石斧
戦斧
手斧初
銀斧
斧柄
金斧
新羅斧
打石斧
斧鑿
磨石斧
打製石斧
斧斤
神斧鬼鑿
斧九太夫
斧正
...