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す
付其外
帳面へ
書留るに米千八百五俵
麥五百三十俵並に
箪笥長持數十
棹村役人
立合にて改め
相濟其夜
寅半刻事濟に相成
山駕籠三
挺を申付て是へ文藏夫婦に下男吉平を
兩岸の人家低く高く、山に
據り水に臨む其
數數百戸。
見て
水主等に此處は
何所の
沖なるやと尋けるに水主等は
確とは分らねど
多分は
兵庫の
沖なるべしと答けるにぞ
杢右衞門は吉兵衞に
向番頭樣
貴所の御運の
能ゆゑに
僅た二日二夜で
數百
里の
海路を