握占にぎりし)” の例文
握占にぎりしめたてのひらを、自分で捻開こじあけるようにして開いたが、恐る恐るすかして見ると
草迷宮 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
が、おなしたさきれた、とおもふとしぼつてづるのやうななみだとゝもに、ほろり、とさいちた。たなごゝろわするゝばかりこゝろめて握占にぎりしめたときはなうづまくやうに製作せいさくきよういた。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)