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提
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ひさ
ふりがな文庫
“
提
(
ひさ
)” の例文
みなこれ
屈竟
(
くっきょう
)
の
大男
(
おおおのこ
)
、いずれも
手拭
(
てぬぐ
)
いに
面
(
おもて
)
を
覆
(
つつ
)
みたるが五人ばかり、手に手に
研
(
と
)
ぎ澄ましたる
出刃庖丁
(
でばぼうちょう
)
を
提
(
ひさ
)
げて、白糸を追っ取り巻きぬ。
義血侠血
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
その嬉しさに我は暗き林をも、怪しき老女をも忘れ果てつ。我は農夫等と共に、即興の詩を歌はむとおもひしに、母上とゞめて
宣給
(
のたま
)
ふやう。そちは香爐を
提
(
ひさ
)
ぐる子ならずや。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
左手
(
ゆんで
)
に
提
(
ひさ
)
げたる
革鞄
(
かばん
)
の
中
(
うち
)
より、
小
(
ちいさ
)
き旗を
取出
(
とりいだ
)
して、臆面もなくお貞の前に差出しつ。
化銀杏
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
提
常用漢字
小5
部首:⼿
12画
“提”を含む語句
提灯
提燈
菩提樹
菩提
小提灯
高張提灯
大提灯
弓張提灯
引提
紅提灯
提琴
鬼灯提灯
手提
手提鞄
岐阜提灯
酸漿提灯
菩提所
提携
前提
箱提灯
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