“提携”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ていけい77.8%
たずさえ11.1%
てけい11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼は信長の妹むことして、信長には誰よりも愛されていたことを知っている。——しかも信長とはどうしても心から提携ていけいできない性格だった。
新書太閤記:04 第四分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
兄弟姉妹の各々が、お互いに頼らず、まず自分を修め、自分を救い、それから他に及ぼし、相提携たずさえて団欒するということにしたら、本当の兄弟愛がそこにはぐくみ育てられて来ると思います。
仏教人生読本 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
「むろん、そうでしょう。表面は連絡れんらく提携てけいとか、共励きょうれい切瑳せっさとかうたうでしょうが。」
次郎物語:05 第五部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)