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掛直
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かけね
ふりがな文庫
“
掛直
(
かけね
)” の例文
さればこそ
一
(
ひと
)
たび
見
(
み
)
たるは
先
(
ま
)
づ
驚
(
おどろ
)
かれ
再
(
ふたゝ
)
び
見
(
み
)
たるは
頭
(
かしら
)
やましく
駿河臺
(
するがだい
)
の
杏雲堂
(
きやううんだう
)
に
其頃
(
そのころ
)
腦病患者
(
なうびやうくわんじや
)
の
多
(
おほ
)
かりしこと
一
(
ひと
)
つに
此娘
(
このむすめ
)
が
原因
(
もと
)
とは
商人
(
あきうど
)
のする
掛直
(
かけね
)
なるべけれど
兎
(
と
)
に
角
(
かく
)
其美
(
そのび
)
は
爭
(
あらそ
)
はれず
別れ霜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
又売物の
掛直
(
かけね
)
同様にして、斯くまでに厳しく
警
(
いまし
)
めたらば少しは注意する者もあらんなど、
浅墓
(
あさはか
)
なる教訓なれば
夫
(
そ
)
れまでのことなれども、真実
真面目
(
まじめ
)
に古礼を守らしめんとするに於ては
女大学評論
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
ただ一種の曲解せられたる意味をもって坂の上から坂の下まで辛うじて乗り
終
(
おお
)
せる男なり、遠乗の二字を承って心安からず思いしが、
掛直
(
かけね
)
を云うことが第二の天性とまで進化せる二十世紀の今日
自転車日記
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
掛
常用漢字
中学
部首:⼿
11画
直
常用漢字
小2
部首:⽬
8画
“掛”で始まる語句
掛
掛合
掛念
掛金
掛物
掛声
掛茶屋
掛行燈
掛蒲団
掛川