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掘
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ほる
ふりがな文庫
“
掘
(
ほる
)” の例文
掘
(
ほる
)
とは
椈
(
ぶな
)
の木にて作りたる
木鋤
(
こすき
)
にて
土
(
つち
)
を
掘
(
ほる
)
ごとくして
取捨
(
とりすつ
)
るを
里言
(
りげん
)
に雪を掘といふ、
已
(
すで
)
に初編にもいへり。かやうにせざれば雪の
重
(
おもき
)
に
屋
(
いへ
)
を
潰
(
つぶす
)
ゆゑなり。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
初雪の積りたるをそのまゝにおけば、再び
下
(
ふ
)
る雪を添へて一丈にあまる事もあれば、一度
降
(
ふれ
)
ば一度掃ふ(雪浅ければのちふるをまつ) 是を
里言
(
さとことば
)
に
雪掘
(
ゆきほり
)
といふ。土を
掘
(
ほる
)
がごとくするゆゑに
斯
(
かく
)
いふなり。
雪
(新字新仮名)
/
中谷宇吉郎
(著)
掘
(
ほる
)
とは
椈
(
ぶな
)
の木にて作りたる
木鋤
(
こすき
)
にて
土
(
つち
)
を
掘
(
ほる
)
ごとくして
取捨
(
とりすつ
)
るを
里言
(
りげん
)
に雪を掘といふ、
已
(
すで
)
に初編にもいへり。かやうにせざれば雪の
重
(
おもき
)
に
屋
(
いへ
)
を
潰
(
つぶす
)
ゆゑなり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
これを
擢
(
つく
)
に雪を
掘
(
ほる
)
木鋤
(
こすき
)
を用ふ、力にまかせて擢ゆゑに
空
(
そら
)
にあがる㕝甚高し。かやうに大なる羽子ゆゑに
童
(
わらべ
)
はまじらず、あらくれたる男女うちまじり、はゞきわらぐつなどにて
此戯
(
このたはふれ
)
をなすなり。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
しかるにかの
糞
(
こやし
)
のそりを引てこゝに来り、雪のほかに一
点
(
てん
)
の
目標
(
めじるし
)
もなきに雪を
掘
(
ほる
)
こと井を掘が如くにして
糞
(
こやし
)
を入るに、我田の坪にいたる事一尺をもあやまらず、これ我が
農奴等
(
のうぬら
)
もする事なり。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
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これを
擢
(
つく
)
に雪を
掘
(
ほる
)
木鋤
(
こすき
)
を用ふ、力にまかせて擢ゆゑに
空
(
そら
)
にあがる㕝甚高し。かやうに大なる羽子ゆゑに
童
(
わらべ
)
はまじらず、あらくれたる男女うちまじり、はゞきわらぐつなどにて
此戯
(
このたはふれ
)
をなすなり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
しかるにかの
糞
(
こやし
)
のそりを引てこゝに来り、雪のほかに一
点
(
てん
)
の
目標
(
めじるし
)
もなきに雪を
掘
(
ほる
)
こと井を掘が如くにして
糞
(
こやし
)
を入るに、我田の坪にいたる事一尺をもあやまらず、これ我が
農奴等
(
のうぬら
)
もする事なり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
掘
常用漢字
中学
部首:⼿
11画
“掘”を含む語句
掘立
掘出
掻掘
金掘
掘立小屋
掘割
發掘
掘鑿
根掘
大發掘
発掘
坑掘
掘除
墓掘
掘井戸
掘夫
井戸掘
掘下
掘得
掘初
...