“雪掘”の読み方と例文
読み方割合
ゆきほり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
初雪はつゆきつもりたるをそのまゝにおけば、ふたゝる雪を添へて一丈にあまる事もあれば、一ふれば一度はらふ(雪浅ければのちふるをまつ)これ里言さとことば雪掘ゆきほりといふ。つちほるがごとくするゆゑにかくいふ也。
初雪の積りたるをそのまゝにおけば、再びる雪を添へて一丈にあまる事もあれば、一度ふれば一度掃ふ(雪浅ければのちふるをまつ) 是を里言さとことば雪掘ゆきほりといふ。土をほるがごとくするゆゑにかくいふなり。
(新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)