“捕(とらへ)” の例文
姫に手を拉(ひ)かれたる我は、捕(とらへ)られし小鳥に殊ならず。縱(たと)ひ羽ばたきすとも、歌はでは叶はず。姫の歌はんといふは、わが知れる雙吟(ヅエツトオ)なり。
なす者の申口に當月廿二日の夜丑滿頃(うしみつごろ)侍(さふら)ひ體の者二人戸(と)をこぢ明て入來り一人は拔身(ぬきみ)を持(もち)一人は私しを捕(とらへ)て此疵(きず)を療治(れうぢ)致(いた)せ然もなくば切殺(きりころす)と申候に付(つき)據(よんどこ)ろ無療治(れうぢ)致し膏藥(かうやく)を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)