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悪性
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あくせい
ふりがな文庫
“
悪性
(
あくせい
)” の例文
旧字:
惡性
「ああ、その
目
(
め
)
はなおりっこのない
悪性
(
あくせい
)
な
眼病
(
がんびょう
)
だ。おまえさんたちが、いくら
看病
(
かんびょう
)
をしてあげても
無効
(
むこう
)
でしょう。」といいました。
木と鳥になった姉妹
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
そんなのは
私
(
わたくし
)
としても
勿論
(
もちろん
)
大嫌
(
だいきら
)
いで、
皆様
(
みなさま
)
も
成
(
な
)
るべくそんな
悪性
(
あくせい
)
の
天狗
(
てんぐ
)
にはかかり
合
(
あ
)
われぬことを
心
(
こころ
)
からお
願
(
ねが
)
い
致
(
いた
)
します。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
そこは、
悪性
(
あくせい
)
な銀座裏のカフェの中でも、とかく噂の高いエロ・サービスで知られたバア・ローレライであった。
国際殺人団の崩壊
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
その
夜
(
よ
)
から、
急激
(
きゅうげき
)
に
熱
(
ねつ
)
が
高
(
たか
)
くなって、
医者
(
いしゃ
)
にもかかったけれど、ついに
悪性
(
あくせい
)
の
肺炎
(
はいえん
)
を
起
(
お
)
こし、
近所
(
きんじょ
)
の
人々
(
ひとびと
)
が
看護
(
かんご
)
をしてくれたかいもなく、とうとう、
死
(
し
)
んでしまいました。
万の死
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
次はS大学の工科教授室の連中が、
悪性
(
あくせい
)
腸
(
ちょう
)
チブスでみな死ぬし、第三番目には先月、鉄道省の技術官連が大島旅行をしたときに、汽船爆沈で
大半
(
たいはん
)
溺死
(
できし
)
しましたし、これで四度目です。
国際殺人団の崩壊
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
▼ もっと見る
けれど、
悪性
(
あくせい
)
の
眼病
(
がんびょう
)
とみえて、なかなかなおりそうにも
思
(
おも
)
われませんでした。
木と鳥になった姉妹
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
一座は俄かに
悪性
(
あくせい
)
に活気づいた。
くろがね天狗
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
“悪性(悪性(医学))”の解説
悪性(あくせい, )とは、何かしらの疾患に罹患しており、その予後が不良なことを言う。疾患により、致命的な場合、治療法が確立されておらずに症状の悪化の一途をたどる場合などがある。
“悪性”は癌の性質として広く知られている。良性腫瘍が周囲の組織を侵さないのに対して、悪性腫瘍は隣接組織を侵蝕し、また遠隔他臓器へと拡散する。
(出典:Wikipedia)
悪
常用漢字
小3
部首:⼼
11画
性
常用漢字
小5
部首:⼼
8画
“悪性”で始まる語句
悪性者
悪性男
悪性の聖書