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御頼
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おたの
ふりがな文庫
“
御頼
(
おたの
)” の例文
色々入り込んだ訳もあろうがさりとては
強面
(
つれなき
)
御頼
(
おたの
)
み、縛った
奴
(
やつ
)
を
打
(
ぶ
)
てとでも
云
(
い
)
うのならば
痩腕
(
やせうで
)
に豆
計
(
ばかり
)
の
力瘤
(
ちからこぶ
)
も出しましょうが、いとしゅうていとしゅうて
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
大切
(
たいせつ
)
に致せよと
云捨
(
いひすて
)
て奧へ行んと爲るを吉三郎最早
堪兼
(
こらへかね
)
利兵衞が
裾
(
すそ
)
を
捕
(
とら
)
へ何故
然樣
(
さやう
)
の事を申され候や此身になりても
御無心
(
ごむしん
)
に參りしには非ず
貴殿
(
あなた
)
には我が父より
御頼
(
おたの
)
み申せしことを忘れ給ひしやと
詞
(
ことば
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
何卒
(
なにとぞ
)
私しに下さります
樣
(
やう
)
御頼
(
おたの
)
み申上ますと云へば非人共是を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
なしければ清兵衞は弟に向ひ長兵衞是は我等が女房なり以後
心安
(
こゝろやす
)
く頼む又
遇々
(
たま/\
)
來りしに
兄嫁
(
あによめ
)
などと思ひ
遠慮
(
ゑんりよ
)
しては
面白
(
おもしろ
)
からず
平
(
ひら
)
に心安くなし呉よ
若
(
もし
)
供
(
とも
)
の
衆
(
しゆ
)
遠慮
(
ゑんりよ
)
があつては
惡
(
わる
)
い心安く
御頼
(
おたの
)
み申と兄弟中の
水入
(
みづい
)
らず
献
(
さし
)
つ
酬
(
おさ
)
へつ
良
(
やゝ
)
暫
(
しば
)
し
酒宴
(
しゆえん
)
にこそは及びけれ
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
頼
常用漢字
中学
部首:⾴
16画
“御頼”で始まる語句
御頼申
御頼母
御頼談