御苦労ごくろう)” の例文
旧字:御苦勞
「ロザリオ、このひとたちが、ヘクザ館の内部を参観さんかんしたいとおっしゃる。おまえ御苦労ごくろうでも、案内してあげなさい」
少年探偵長 (新字新仮名) / 海野十三(著)
「いやいや、この夜更よふけにそんな御苦労ごくろうをかけてはすみません。なんならわたしが一走ひとはしり行ってってましょう。」
安達が原 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
今日きょう御苦労ごくろうであるが、わしのところの修行者しゅぎょうじゃひとあめらせる実況じっきょうせてもらいたいのじゃが……。』
六兵衛ろくべえとはその方か。御苦労ごくろう、御苦労。」と殿との様は声をかけました。
とんまの六兵衛 (新字新仮名) / 下村千秋(著)
「そうか。御苦労ごくろう。いずれ後から貴様にも礼を取らせる」
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
御苦労ごくろう御苦労ごくろう。おせんはいたかの」
おせん (新字新仮名) / 邦枝完二(著)
瀬兵衛せべえ御苦労ごくろう
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
うして拝見はいけんいたしますと竜宮りゅうぐうは、いかにもきれいで、のんきらしく結構けっこうおもわれますが、矢張やは神様かみさまにもいろいろつらい御苦労ごくろうがおありなさるのでございましょう?