“御臨終”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ごりんじゅう80.0%
ごりんじう20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「それは先生」曽我貞一と名乗る男は一寸ちょっと云いよどんだが、「先生は御臨終ごりんじゅうの苦しみを続けていらっしゃるのです。目をおましなさい」
西湖の屍人 (新字新仮名) / 海野十三(著)
深いなれども御舎弟様が御家督と云えばお快くないから御臨終ごりんじゅうが悪かろうと思う、どうもお四才よっつでもお血統はお血統、若様を御家督にするが当然かと心得るな
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
あくやうや下刻げこくになつて、ちやんと共揃ともぞろひをした武士ぶしあらためて愚老ぐらうむかへにえましたが、美濃守樣みののかみさまはもうまへごろ御臨終ごりんじうでござりまして。
死刑 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)